【宝川温泉・汪泉閣】

水上の温泉街から車で30分程山中に入った
奥利根の宝川の清流沿いに建つ一軒宿の秘湯。
TVや雑誌で紹介され訪れる入浴客も多いが
平日を狙って行けば空いていてゆっくりと湯を楽しむ亊が出来る。

宝川温泉は日本武尊(やまとたけるのみこと)が東国征伐の折り病に伏せってしまい困っていると、遙か下界より白い鷹の飛び立つのを見つけ、その地に立ち寄ってみると、温泉が湧いており、そのお湯に浸かって病を癒したととされるのがここ宝川温泉である。

又、この地は平将門の乱で敗れた平将門の一門が住みついたといわれる落人の里でもある。
宝川とは文字どおり、宝がとれる川の意味で、昭和の初めまで、銅山として採掘が行われていた、古くは江戸の昔から、掘られていたと言われている。

露天風呂の受け付けを通り露天風呂へ向かって
通路を沢沿いに降りていくと、奇妙な空間に入る…
ガラクタと思しき【民芸品】や【骨董品】が所狭しと並べられ、
異様な雰囲気を醸し出している…
どうやら売り物らしい…
そして関所(ここで入浴チケットを見せる)を通過する際、
クジが引けて景品コーナーから引いた
クジの賞の景品を1品選ぶ亊が出来る。
それがしは1等だったが1等景品には欲しい物が無く
4等の景品【武者めんこ】を貰った。
しかし・・・1等でも5等でも
内容にあまり差が無かったのは気のせいだろうか・・・?(爆)

怪しげなガラクタ(骨董品)が所狭しと展示されていて【他人の家の蔵】を物色している気分で見ているだけでも面白い。展示品は売り物らしいが、管理人は売る気が全く無い様だ。(笑)それがしは景品で貰った【武者めんこ】を台紙ごと欲しかったので(1袋づつ台紙にホッチキスで留められている)台紙ごと売ってくれるか?と店主に訪ねたら「今、仕入れて来た者が居ないので値段が分からない」と言って売ってくれなかった…(苦笑)

さて、そんなアトラクションもあり楽しみながら沢へ降りて行くと、
外へ出た所で強烈な獣臭がした…【熊・・・!?】

ここ宝川温泉はかつては【熊との混浴】で知られていた温泉で、
実際昭和45年頃までは宿で飼われている熊と混浴出来たらしい・・・
(したくは無いが・・・“苦笑”)
しかしその後、御上のお達しにより【熊】との混浴は禁止され
【男女混浴】にその名残を残している(笑)

現在では檻に数頭の熊が飼われているに止まっている。

子熊は、その表情や動作が非常に愛くるしい。餌をねだるしぐさは我が家の【ハムスター】と一緒だ。(笑)しかし、その爪は鋭くコイツでやられたら子熊といえどもただでは済むまい…子熊の隙をみて【肉球】に触れてみたがプヨプヨして気持ち良かった(笑)写真斜め下は成獣の熊。体長1.5m程だろうか…流石にこれ位の大きさになると檻の厳重だ。この向い側には更に厳重な装備の檻があり、その中には体長2mはあろうかという大熊が入れられていた。(檻が厳重で写真では熊が分からないので省いておりまするが)コイツは檻の外から見ても怖い。丸腰の人間では山中で出会ったら覚悟を決めるしか無いだろう…

吊り橋を渡ると風情のある造りの宿泊棟。吊り橋のたもとには湧き水が流れ出ている。(冷泉なのか?)

かつてはこの槍でマタギが熊猟をしていた。槍の柄に生々しい血痕が残っている。槍1本で大熊に挑むマタギと熊の死闘の跡がその血痕から伺える。どちらも生死をかけた戦いだったのであろう…

沢沿いの長い階段を下って一番手前にあるのが百畳の広さの混浴露天風呂【摩訶の湯(まかのゆ)】。雑誌やTVで御馴染の湯だ。平日の午前中だったので先客は若いカップル1組みだけ。百畳以上はあろうかという広い露天風呂をゆっくりと堪能出来た。渓流のせせらぎを聞きながらの入浴は心も身体もリフレッシュ出来る。

暫くすると何組かのカップルと男性の団体客が入って来たが露天風呂は4個所あるのでゆったりと入浴を堪能出来た。

それがしが湯に浸かっておると、男性(オジサンばかり)のグループがデジカメを差出し、「集合写真を撮ってくれ」というのでそれがしがシャッターを押したのだが…「オジサン…見えてるよ…(苦笑)見たく無いモノを見てしまった…(汗)」デジカメだからまぁ、良いかぁ…とシャッターを押した。(笑)哲坊殿と万座に行った時とはエライ違いだのぅ…(苦笑)
(哲坊殿の2000年11月3日〜4日(土)の日記参照)
哲坊殿。直リンク御免!(申し訳ない)

←↓汪泉閣公式サイトからの借用写真。冬場は雪に閉ざされ将に【秘湯】といった趣だ。ここの雪見露天風呂は格別らしい…熱燗を湯船に浮かべてキュ〜っと一杯ヤリたいものじゃのぅ…(笑)やはりなんと言っても温泉の有り難みが一番あるのは冬の寒い中。冷えた身体を暖かな湯に沈めた時の至福感は言葉では言い表せないものがある。

4つある露天風呂は全て広く【般若の湯】は50畳。奥にある女性専用の【摩耶(まや)の湯】100畳。川を渡った所にある【子宝の湯】に至っては200畳という広さである。入浴料は1,500円と高いが、これだけの景観と豊かな湯量で広い露天風呂が4つもあれば1日楽しめるので満足出来る。これだけ大きな露天風呂の全てが【掛け流し】に出来るのは毎分1,800リットルという膨大な湯量のおかげに他ならない。露天風呂の他にも内湯や休憩所も利用出来るので、のんびりと1日をここで過ごせば決して高い値段では無い。(16時以降の入場は1,000円)東京を早朝に発てば充分に日帰り圏内なので御薦めの温泉だ。

←200畳という広さを誇る【子宝の湯】吊り橋を渡り川の向こう岸にある。湯船の半分は建物(休憩所)の床下部分にあるので雨でも安心だ。

↓女性専用の【摩耶(まや)の湯】こちらも100畳の広さ。ここだけでも充分に寛げそうだが女性客も皆混浴で入浴を楽しむ為、この時は他に入浴客は居なかったそうだ。念の為に申しておきまするが、この写真はそれがしが撮ったものではござりませぬゆえ誤解の無き様に…(笑)

■宿泊料:オフシーズン(平日)12,000円〜
     トップシーズン(平日)16,000円〜
■入浴料:1,500円(16:00以降は1,000円)
■開館時間:9:00〜17:00
(受け付けは16:00まで)
■源泉:敷地内に4本(70℃〜43℃)
■泉質:弱アルカリ性単純泉
■湧出量:毎分1,800リットル
■効能:神経痛、冷え症、関節炎、うちみ、筋肉痛、慢性消化器病 など
【汪泉閣】

皆様から寄せられた情報&投稿レポート
kou殿

質問の回答、ありがとうございました!結局、チェーンははしご型を購入してトランクで新品のままでした。(使用しなくて済みました)

坂道は途中で止まらなければ、大丈夫でした。
温泉のほうですが、手荷物を部屋まで運んでもらい、いざ露天風呂へ! そうそう、浴衣は男女とも自分の好きなのを選べるんですよ!姿見の鏡まで用意されてました。
(宿泊客用だったりして)

外に出るところで下駄、草履に履き替えるわけですが、いやな予感が・・・
そうなんです、細い雪道をそれで歩いていくんです。4箇所ある露天風呂までは、すごーく歩くんです。普段の歩き慣れている靴ではないのでそう感じるのかもしれませんが。

だんだんと底に雪が詰まり、歩きにくいことこのうえありませんでした。
脱衣場は男女別ですが、お風呂は一緒でして、つかるとぬるい温度でした。皆、源泉が入り込んでるところに集中していて、妙な感じでした。時折、上から雪の束が降ってきて大騒ぎになりました。
土日を利用して行って来たわけですが、あんなもんでしょうか、混みかたは、、、でも、あのくらいいたほうが、寂しくなくてよいかも。

夕方、着いたときには、ハトバスが帰る時でした。
そういう時に、あたると感じかたが違うのでしょうね。
食事のほうは、食べきれないほど出てきて最高でした。炭火を使った焼き物なんて初めてでした。

部屋のほうは、シャワートイレなんてあってびっくりしましたが、ほかは普通の旅館と変わりありませんでしたね。仲居さんの名札は苗字のひとは、正社員ではなく、名前で書かれてるひとが正社員だそうです。

また、春にでも行ってみたくなりました。(2005.2月)


kou殿、レポありがとうございました!
こうして投稿して頂けると回答した甲斐があるというものです。
ありがとうございました。
女性用の浴衣を選べる宿は沢山ありますが、
男性用も好きな柄を選べるのは嬉しいですのぅ!
通常、男性用の浴衣は宿の名入りの宣伝浴衣(笑)ですからのぅ。
和服好きのそれがしとしては是非、宿泊してみたくなり申した。
又、旅に出ましたら投稿して下されぃ!(紋次郎。)


御意見、御感想を御聞かせ下され。

このページに対する御意見や貴殿がこの温泉を訪れた時の感想等ござりましたら御聞かせ下され。
面白い投稿はこのページに掲載させて頂きまする。
(掲載されてはマズイという方はその旨御書き下され。)

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