山口露天風呂   日向見温泉【御夢想の湯】   たむら   積善館

【四万温泉】

四万温泉は室町時代から五百年もの間湯治場として栄えてきた温泉郷だ。
名の由来は“四万の病に効く”ことから
四万温泉と呼ばれるようになったという。
無色透明の湯は肌にも優しく、温泉街には、飲泉所があり飲む亊も出来る。

【山口露天風呂】

2001年に出来たばかりの無料の公共浴場。山口地区の温泉街の路地に露天風呂への下り口がある。細い階段を下ると眼前にエメラルドグリーンの四万の清流ははさみ、その対岸に山口露天風呂はある。(このエメラルドグリーンの四万川の色が素晴らしい!温泉成分のせいなのだろうか?)四万川に架かる橋を渡ると何故か廃虚と化した【プール】がある。以前所有していた宿が管理を放棄しあ為にそのまま放置されているのであろうか?そしてそのすぐ左手に5つの湯船が見える。一番手前の一番大きな湯船には湯がはられておらず、入浴出来る湯船は現在4つ。

↑温泉街の路地を曲がると山口露天風呂の入口だ。

やはり無料という亊で管理の手間を最小限にする為だろうか?少し残念だ・・・この露天風呂は混浴だが(水着禁止)小奇麗な男女別の脱衣所が設けられていて上の二つの湯船には【目隠し】のあずま屋もあるので女性でも比較的入りやすいだろう。

4つの湯船の温度はそれぞれ違い、一番上の湯船に熱い源泉が掛け流しにされており
その湯が溢れて下の湯船に流れるしくみになっている。
加水せずに自然と湯の温度を冷ましているのは好感の持てる所だ。

湯の温度は一番上の湯船は…かなり熱い。それがしは10秒と浸かっていれなかった…(苦笑)(47℃位あるのだろうか?)そして一番下の湯船は…温い…(爆)(おそろくは、38℃位か…)これだけ湯船によて温度差があるのでその時に天候や己の状態によって浸かる湯船を選べるので1年を通じて愉しめる温泉だ。

↓湯に浸かり 友と語らうも いと愉し

眺めはというと湯に浸かると眼前には四万の清流。そして…対岸には旅館の薄汚れた裏側が…(笑)まぁ、それがしはさほど気にならなかったが、その旅館からは丸見えなので女性陣は気にしておった様だ。されど、その薄汚れた旅館郡も風情と言えば風情…豪華なホテルが見えるよりも温泉らしくてそれがしは好感が持てた。しかし、これだけ良い露天風呂が無料で入れるというのは真、嬉しき哉。四万の清流の音を聴きながら、温度の違う湯船を行き来すれば時間の経つのも忘れて、ついつい長湯をしてしまいそうだ。


■入浴料:無料
■源泉名:四万温泉(山口地区)
■泉質:硫酸塩泉
■形態:露天風呂(混浴)
■効能:神経痛・関節痛・筋肉痛・リウマチ 他
■入浴利用時間:9:00〜21:00


【日向見温泉・御夢想の湯】

日向見温泉は四万温泉の再奥に位置し“奥四万”と言われ、エメラルドグリーンの神秘的な水をたたえる四万湖(人造ダム湖)の手前にある。
四万湖畔には近年建てられた共同湯【こしきの湯】や、更に奥には知る人ぞ知る秘湯【湯の泉】がある。

四万温泉は、源頼光の四天王の一人、
碓氷日向守定光がこの地を訪れた際に、
定光の前に一人の童子が現れ、
『我はこの土地の山神である。お主の心の誠に感じ、
四万(よんまん)の病気を治す温泉を与えるであろう。』と言って姿を消したという。
これが四万温泉の発祥と言われている。
言わば日向見温泉が四万温泉の原点である。

薬師堂は国の重要文化財に指定されており、慶長3年(1598)に時の領主、真田伊豆守信幸の武運長久を祈り、信幸の家臣が建立したそうな。

日向見温泉は下流の四万温泉とはガラリと雰囲気が違い
鄙びた温泉街に数軒の宿と飲食店があるだけのひっそりとした温泉街である。

訪れたのは丁度昼時だったので御夢想の湯の入浴前に温泉街の【食堂】で昼餉を摂る亊にした。昔ながらの【大衆食堂】といった風情のソソラレる店である。それがしは【醤油ラーメン】連れは【カツ丼】を注文する。どちらも【いかにも】という感じの嬉しくなる様な一品だった。

全く気取った所の無い、鄙びた温泉街で喰うラーメンやカツ丼は何故か美味い。腹ごしらえもして準備万端で温泉へ向かう。

御夢想の湯の湯殿外観。コンクリートの小さな建物で一見しては湯屋だとは思わない何の変哲も無い建物である。

内部に入ると下駄箱の所で男湯と女湯に分かれる。

食事を済ませ薬師堂を見学し薬師堂の向いにある共同浴場【御夢想の湯】に浸かる。湯屋の外観はコンクリートで造られた決して風情があるとは言えない建物であるが浴室に入ると湯舟や床・壁は板張りで【素朴な風情】を感じる亊が出来る。

湯舟は小さく3人も入れば、身動きがとれぬ程の物。設置されているケロリンの黄色い湯桶で掛け湯をするが、源泉が掛け流しにされていて、暫く先客が居なかった為か熱くて入れない…

水道から引いたホースで加水して薄める。
四万の湯は高温なので、自然に冷ますのでは無く新鮮な湯に加水して薄めるのが四万流らしい(笑)

適温まで加水して湯に浸かると湯舟から一気に溢れ出す湯。ここの湯舟は家庭の湯舟とさほど大きさが変わらぬので、ささやかな贅沢気分である。(小市民だなぁ〜/笑)

湯口には石灰成分が付着し雰囲気を醸し出している。湯口に置かれたコップで源泉を飲んでみる。温泉としては非常に飲みやすく美味い。硬めのミネラルウォーターの様な味である。

平日の昼間に静かに天然の掛け流し湯に浸かって汗を流す…贅沢な時間を過す亊が出来た。

水で薄めたものの初めはやはり、かなり熱く歯を食いしばって熱湯に浸かる図。(笑)


■源泉名:日向見温泉・山吹の湯
■湧出量:15.2リットル/分
■泉質:アルカリ性単純温泉(pH8.7)
■効能:胃腸病、リウマチ性疾患、運動器障害、創傷など
■入浴料:無料(任意の寸志箱あり)
■日帰り入浴利用時間:9:00〜15:00

群馬県吾妻郡中之条町四万
TEL:0279−64−2321(四万温泉協会)


山口露天風呂   日向見温泉【御夢想の湯】   たむら   積善館

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